
【分析対象】
●分析実施:2007年10月18日
●日本特許に対し、以下の検索条件で母集団の特定を行なった
□カーナビ経路探索技術
S1:FT=F029AB13 OR 5J062AA03 OR 5H180FF11 OR 5H180FF12 OR 5H180FF13
OR 5H180FF14 OR 5H180FF15 OR 2C032HD16 OR 2C032HD17
OR 2C032HD18 OR 2C032HD21 OR 2C032HD23 OR C032HD24
S2:出願期間=1997年〜
S3=S1 AND S2
□カーナビにおける通信技術の利用
S1:FT=2F129AA03
S2:FT=2F129FF
S3:出願期間=2005年〜
S4=S1 AND S2 AND S3

【本分析に利用したPCI指標】
全分析対象特許に対し、「他社からの注目度を示すPCI指標項目」に100%のウェイト付けを行なって各特許のPCI値を算出した後、特許のステータスにより以下のパーセンテージをかけて算出した。
登録特許:100% 審査請求済み特許:50% 公開済み特許:30% 消滅特許:0%


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【カーナビ経路探索技術を俯瞰する】
出願件数は2001年を境にピークアウト。カーナビの基本技術(ナビゲーション技術)はもう確立したか。 |

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【カーナビ経路探索技術を俯瞰する】
2002年には、この分野での出願を終了する人数(≒この分野での研究開発を取りやめる企業数)が出願を開始する出願人数(≒この分野での研究開発を始める企業数)を上回る。カーナビの基本技術が確立すると同時に、この分野で活躍するプレーヤーの顔ぶれも決まってきた可能性。
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【カーナビ経路探索技術・プレーヤーの力関係を探る】
・デンソー、松下電器産業(→トヨタ系)、アルパイン→ホンダ系)がよく出願をしている。
・PCIでみると、アイシン・エィ・ダブリュ、富士通テンの技術競争力が強いことが分かる。
・カーナビを初めて販売したホンダは件数上位に顔を出していない。またトヨタ、日産以外の他の車メーカーも然り。技術開発の主体は車部品メーカー、電機メーカーであることがここからも伺える。 |

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【カーナビ経路探索技術・技術面から提携の効果の検証】
・カーナビ経路探索技術に焦点を当ててシャープ・パイオニア、ケンウッド・日本ビクターの提携の効果をみてみたのが上表である。
・提携により、両者とも件数順位を上げてきている。一方、PCIでは大きな変化はなく、この分野での技術競争力の質的強化までには至っていないようだ。
・パイオニア、ケンウッドそれぞれと提携した、シャープ、日本ビクターのいずれもこの分野ではもともと存在感がそれほど大きくなく、今回の提携はカーナビの基本的技術であるナビゲーション技術の向上よりもむしろ、カーナビの付加価値的部分の拡大など(パイオニアのカーナビへのシャープの液晶の採用など)が期待されているのではないだろうか。 |

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【カーナビ経路探索技術・技術面から提携の効果の検証】
・カーナビ経路探索技術分野における件数上位10社の件数・PCIシェアをみたのが上図である。
・シャープ・パイオニア連合が上位10社に顔を出してきている。
・件数上位のデンソーや松下、またPCIで強いアイシン・エィ・ダブリュ、富士通テンなどとの差はまだ詰め切れていない。
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【カーナビにおける通信技術の利用・
プレーヤーの力関係を探る】
・カーナビの進化の一つの方向として、通信技術を利用した情報の充実(リアルタイム情報の獲得)がいわれている。
・カーナビにおける通信技術の利用に関する特許をみてみると、出願件数ではデンソーが圧倒的。
・PCIでみると、富士通テン、ザナヴィ・インフォマティクスの技術競争力が強い。 |

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【PCI について】
PCI (Patent Competency Index)とは、公開されている特許情報をもとに、権利としての強さや、特許に対する注目度等の観点において特許を保有する企業の技術力を測るために、SBIインテクストラが独自に開発した指標である。PCIにより企業の保有する技術の重要度を評価することが可能となる。PCI はSBIインテクストラ株式会社の登録商標です。
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